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2020.11.05. 「復元緑化の難しさ」

とある高速道路工事後の復元緑化地。植栽して2年目くらいになる。シカの生息域であることから、170cmのツリーシェルターが設置された。

当箇所については、植栽した広葉樹は170cmのツリーシェルター高を大きく超えて成長。なんの憂いも無いように見える。ただ、同じ高速下でもぜんぜん駄目な場所もある。

盛土した土壌であり、植栽条件としては厳しいと思う。「植栽基盤をしっかり作り」「良い苗木を手配し」「正しい場所に、正しく植える」ことが必要最低条件となる。これら条件をしっかり満たした結果と言えるだろう。

この条件を満たさないと、生育阻害、枯死、枯損につながる。

枯れたら、ツリーシェルターのせいにされてしまうことはよくあること。枯れたと報告があった箇所についてはこれまで現地に赴き調査してきた。上記条件が満たされていないことが失敗のもと。

残念ながら、今でも「蒸れ」て枯れると言う人がいる。研究者の中にもいるから残念だ。

まずは、上記条件を満たした上での見解かどうか議論してみたいものだ。

この現場、緑化が簡単な場所ではない。でも、できる人はできる。できない人はできない。できないのが駄目なのではない、その理由を突き詰めないのがだめなんだと思う。その意味で、枯れた場合のツリーシェルターの存在は、いい失敗の理由付けになってしまうのかも知れない。