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2020.11.14. 「林政審議会資料「再造林の推進」について」

 林野庁のHPに令和2年度の「林政審議会」の情報がアップされている。その中で注目したのが、令和2年10月12日の審議会の配布資料6『再造林の推進』。その中に興味深い文章が出てくる。

引用は以下

 

「 主伐面積に対して人工造林面積が3~4割程度で推移。」「伐木・造材・集材従事者は約2万人で推移す る一方、育林従事者は4.2万人から1.9万人に減少しており、再造林に必要な労働力は不足するおそれ」 とあり、

これらを解決するにあたり、 「主伐後の再造林の確保に向けて、コンテナ苗を活用した伐採と造林の一貫作業の標準化や低密度植栽など、費用の低減に加えて、省力 化・効率化の取組を進めることが不可欠」

と述べている。

 再造林の低コスト化について、低密度植栽に踏み込んで記載したことは興味深い。

20年以上、当社は一貫して植栽密度の節度を踏まえた自由化や、下刈り回数の削減、除間伐回数の提言などを、開発したツリーシェルターを通じて提唱してきたのだが、「そんなやり方は林業に合わない」など、役所をはじめ、関係者にことごとく否定されてきた経緯がある。

 林野庁の方からこのような提言がなされることになるとは、隔世の感がある。

今後、 この方針が進むのであれば、個人的にも一定の達成感が得られるとともに、ツリーシェルターの出番も今以上に増えるのではないかと考えている。