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富士山 総括

3.1998年 多種広葉樹混交林に向けて チューブの導入 「富士山仕様」の採用

【1.多種の広葉樹植栽による復旧】
災害復旧緑化が1998年から、静岡森林管理署により行われた。
風倒被害を受けたヒノキの人工林を復元するのではなく、
災害に強く、持続性のある森を目指し、多様な広葉樹の植栽を行なうこととした。
【2.ヘキサチューブ採用の経緯】
ヘキサチューブはシカの食害防止の観点から採用された。
広大な空間への植栽であり、植栽地の効率的な観点で有効な方法であるとの評価であった。
また、富士山が持つ自然イメージとして、「野生動物と共存」できる方法として適していたことも評価された。

【3.ヘキサチューブ「富士山仕様」の開発・導入】
植栽する現場は標高1300mを超え、厳寒期の温度は-20℃まで下がることが予想された。
また、大規模な風倒が発生したことからもわかるように、強風地であることが容易に想像された。
その他、紫外線量など考慮し、それまでのチューブをより強化する必要があると判断され、
ヘキサチューブの「富士山仕様」の開発に着手し、当地に導入した。
この仕様では、ヘキサチューブの耐久性・耐候性・耐寒性を高め、
支える支柱を従来の1本から2本使用とするなど、仕様を改めたのです。
【4.「富士山仕様」のその後】
10年以上経過したいま、さすがに紐の劣化は進み、切れて外れたものが多数見られる。
しかし、植栽木は既に大きく成長しており、その影響は見られない。
また、チューブ・支柱は今も尚現存し、樹木を保護し続けその役割を全うしようとしている。

多様な森づくりに応えるため、今では「富士山仕様」がヘキサチューブの使用の基礎となっている。
強風地、紫外線がふり注ぐ開放地等の植栽地において、この「富士山仕様」の役割は非常に大きく、
優れた耐久性・耐候性が威力を発揮するようになった。
☆「富士山仕様」
①支柱は2本
 ・強風に備えた
 ・シカの圧力に備えた
②チューブの耐寒性をアップした
 ・-20℃を想定した仕様に変更した
③耐候性をアップした
 ・それまで以上の紫外線劣化対策を施した

          

④5~7年間樹木を保護し続ける耐久性を獲得した
⑤10年経つ今も保護し続け、その役目を終わろうとしている

*それまで、コスト面、利便性から、2~3年の耐久性のチューブが
お客様から強く求められてきた。しかし、当地の経験が活き、今ではお客様の満足が十分得られるこの「富士山仕様」が標準となっている。