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「5年以上確実に苗木を保護し続ける為に」

Ⅰ.形状 ①折畳み式 ・運搬性を重視して折畳み式にしています。
②折込口 ・樹幹を傷付けない折込式
③六角柱 ・風を受け流す構造(面を減らし円筒に近づける)
Ⅱ.色 ④乳白色 ・目印の役割(受注生産となります)
⑤オレンジ色 ・景観に配慮した色・目印の役割
Ⅲ.透光性 ⑥光透過率 ・70%以上の光透過率
Ⅳ.耐候性 ⑦紫外線劣化対策 ・紫外線劣化対策済素材(ポリプロピレン)使用
・サンシャインウェザーメーター試験にて、
2000時間検査に合格(5年以上の耐候性を意味する)
・10年以上の屋外使用(実績)
(富士山参照)
Ⅴ.強度 ⑧0.7mm厚シート採用 ・更なる耐候性の確保
・設置後の強度確保
・組立て時の自立性
・シカの攻撃に対する耐性
・強風、積雪に対する耐性
・被覆木の自重に対する耐性
Ⅵ.環境配慮 ⑨環境に無害な素材の採用 ・ポリプロピレン製
⑩リサイクル可能な素材の採用

B..Q & A

・形状

イギリスのツリーシェルターは円筒(管状成型)のものが主流です。
しかし、持ち運びを考えると、一度に僅かしか運べず効率が悪い。
現場周辺までの運賃コスト、山に持ちあげる労力とコスト・・・。
これは莫大なものとなります。
よって、そのままの形状で日本に取り入れるのは非現実的でした。

運賃コストが比較的安く、
1人でできるだけ多くの数を楽に運び上げれること。
また、管状のものと同等の強度があること。
そのコンセプトから生まれたのが、折たたみ式の6角形の筒、
いわゆるヘキサ(6角)チューブです。

Q.どうして6角なのですか?4角では駄目ですか?

どうして6角形なのでしょう。
4角形の方が成型しやすいように思うのですが・・・。
A.1面の面積が大きく、風に対する強度が得られません。
風・雪に対する強度については、円筒形が理想です。
四角形は風を受ける面が大きく、風に弱く倒れやすい。
出来るだけ円筒に近く、現地で迅速に組み立てられる、と言う条件から6角を選びました。
風で倒伏した四角形シェルター(右写真)

 写真後方でしっかり立っているのは、ヘキサチューブ。
 4角と6角では、風に対する耐性に明らかな違いがある。
Q.ヘキサチューブの両端の折り込みは必要ですか?

 成型過程の両端の折り込みは何のためにするのですか?
 面倒くさくて、無くしても問題ないのではありませんか?

        
A.チューブの形状保持、
成長した苗木の樹幹保護のためにも必要です。


両端部を内側に折り込むことで、チューブの形状がより強固になります。
また、絵の様に、苗木が成長した場合樹幹の保護の役目を果たします。
もし、チューブの端が切りっぱなしであれば、樹幹は擦れて傷を受け、枯死の原因となります。

長期間保護を目的とした場合、緩衝部が必要不可欠でした。
     

・厚み

ヘキサチューブの厚さは0.7mmです。
頑丈に設計しています。
その理由としては、
 ・落石・飛散物に対して強固であること・・・外部からの衝撃に強いこと
 ・シカ等野生動物の攻撃に対して強固であること・・・中に苗木がある限り、攻撃されます
 ・積雪や風に対して頑丈であること・・・雪も降れば、風も吹き、台風もやってきます・・・
 ・成型時、チューブ自体が独立して形状を保持できること・・・チューブ内で苗木が成長する空間を確保する
 ・紫外線に対する劣化に強いこと・・・厚みが薄くなれば比例して耐候性は落ち、劣化のスピードは早まります。
 ・苗木が2m強まで成長した時、苗木の重みに耐え得るだけ頑丈であること
 ・5年以上、自然環境で劣化せず、形状を維持できること
などがあげられます。

チューブ設置後初期は、チューブ内で枝が張らず、伸長成長が旺盛なため、樹高と幹の太さの割合にアンバランスが生じます。よって樹高2~3mまでは苗木は不安定ですので、チューブで支えてあげる必要があるのです。
チューブの厚みが足りない(薄っぺら)と、苗木の重みに耐えきれず簡単に破れてしまい、苗木が倒伏します。
苗木が自立するまではその重みに耐えて破損しない強度(厚み)が必要なのです。

コスト・重量・成型の利便性を勘案し、
上記の条件を満たすぎりぎりの0.7mmを選択しています。

Q.チューブの厚さをもっと薄くできませんか?

 ヘキサチューブは頑丈に作られていますが、それ程の強度が必要ですか?
 もっと薄くできれば、値段も下がるのではありませんか?
A.
イギリスでは、チューブの歴史は20年以上あります。
その歴史の中で肉厚の薄いチューブも散々試験されています。
全て失敗に終わり、実用化に到りませんでした。
上記のような長期間保護を目的とするうえで、
チューブの強度が問題となり、成果をあげることができなかったのです。

当社では、イギリスでの経験を踏まえ、
長期間保護目的での薄いタイプのチューブに関しては、
開発の初期段階で考慮から外しました。
・耐久性・耐候製

「チューブの役目が終わる5年で劣化させて欲しい」これが、開発当初のお客様の大半の意見でした。
しかし、早期にチューブが劣化してしまうと言う問題、近年のシカによる樹幹の剥皮害という問題から、
現在では、どんな厳しい環境でも5年以上持たせて長期間植栽木を保護する製品をと言う声が大半となりました。

自立できていない苗木が風で倒れてしまうと言う問題もあり、
苗木が自立するまでの5年間は劣化を防ぐと言うのがチューブ本体の条件です。

*3年程度の保護で良いと言うお客様には「低コストチューブ」を容易しています