Q.成長しない

ツリーシェルターはその成長促進効果が大きな特徴です。
その効果は大きく、樹種によっては2~3倍の成長差があることが知られています。
しかし、中には、全く成長していない現場も見られます。
以下に、成長促進効果が発揮されていない(成長しない)現場の典型的な事例をご紹介します。
A.光が足りない

下の4枚の写真は、苗木が成長しないとの報告を受けて調査に赴いた現場の写真。
4枚に共通していることは、
光が林内に入っていないと言うことです。
植物の成長には、光が必要です。
土壌条件も関係しますが、
ツリーシェルターの使用現場を見る限り、
苗木の成長は光の量に比例しています。
「成長しない」という現場は、光不足な場合が非常に多い。


この場合、成長しないのは、ツリーシェルターの有無と全く関係ありません。
光量を考慮した植栽計画が必要

複層林を目指した植栽が日本全国で多く行われた時期がありました。
今では行われなくなったか、もしくは、伐採率を上げ、
十分な光量を確保した下層植栽が行われるようになっています。

当時は、30%の伐採率での植栽でしたので、
十分な光が得られませんでした。
かつ、上層も数年で閉鎖する始末で・・・

複層林を目指した施業は、光が確保できず、なかなか難しいです。